よしりん先生がブログで触れている、
昨日付のたけし社長の宣言を転載いたします。
井上正康氏の「ディープステート、ペンタゴン、ビル・ゲイツ氏等」に関わる言説に、
当社は一切同意しません。
5月21日に、『ワクチンに関する「陰謀論」には一切与しません』という見解を、HP上で述べさせていただきました。この件に関し、意見広告の監修を務めていただいた井上正康氏と意見交換をいたしましたが、ここで改めて当社の考えを述べさせていただきます。
井上氏は、確かな医学的知見に基づき、いち早く「コロナワクチンの危険性」を指摘し、それを一貫して訴え続けられてこられました。「コロナワクチンの危険性」を周知し、牽引する役割を果たされ、理論の支柱ともなられた方であり、今でも氏の言説の影響力は小さくありません。
しかし、その井上氏が、「ディープステート(奥深くにある闇の国家?)、ペンタゴン(アメリカ国防総省)、実業家のビル・ゲイツ氏等の、コロナ禍やmRNAワクチンへの関与」について、根拠や裏付けが不十分なまま、動画やメルマガなどで広く情報を発信し続けていらっしゃることを、非常に残念に思っております。
もちろん、氏独自の考えや信念があることは理解しています。ただ、一次情報による裏付けや客観的な事実、証拠といった「常識ある人が納得し得るだけの明確な根拠」が伴っていなければ、真偽の程は別として、多くの人の目に怪しく映ってしまい、「デマ」「誤情報」「陰謀論」の類とみなされかねません。井上氏ご自身の社会的信用も揺らぎ、これまでの確かな医学的な知見に基づいた言説や、氏が顧問を務める「全国有志医師の会」、氏に監修を務めていただいた意見広告の信用性の低下にもつながりかねず、コロナワクチン接種を止めようとする本来の目的からも遠ざかるものであると考えます。
そればかりか、「コロナワクチンに反対している人はデマばかり言う」という河野太郎・前接種推進担当大臣の言葉にお墨付きまで与えてしまい、接種を推進したい側を利することにも繋がりかねません。「コロナワクチンの危険性」の理論的な支柱である井上氏であれば、なおさらのことです。また、実際に訴えられることはないにしても、ビル・ゲイツ氏の名誉を侵害しかねないような「根拠の欠けた言説」は、不法行為にもなりかねませんし、何より氏に対し人として失礼だと考えます。
当社の意見広告に掲載した井上氏の知見の的確さには、今でも確信を持っており、先生に対し感謝の気持ちもあるため、心苦しさもあります。しかし、根拠のない情報の発信は、確実に信用を失わせます。数多くの方々から心のこもったご寄付を募って、広告出稿を実現した以上、意見広告活動全般、並びに当社の社会的信用にも関わります。そして、何よりも「ディープステート、ペンタゴン、ビル・ゲイツ氏等」に関わる氏の言説は、「コロナワクチン接種を止めよう」とする目的を逆に遠ざけるものと判断したため、これらの言説に、当社は一切、同意しないことを、改めてお伝えさせていただきます。
最後に、井上氏の著作から、次の一節をご紹介致します。
『新型コロナ騒動の正しい終わらせ方』(松田学共著・方丈社・2021年12月刊)
「ワクチンに対しては、強烈に反対される方からかなり慎重に反対される方までさまざまです。出版物でワクチンに対する危機感をあおる方の中には、今回の遺伝子ワクチンとは関係なく、挟殺物として『水銀が入っている』『さまざまな毒物が入っている』などと不安をあおるケースもあります。このような主張は今回の遺伝子ワクチン問題に関しては、信頼性を失う可能性のある情報なので、マイナスになります。」
令和5年6月9日 堤 猛
たけし社長は「新型コロナウイルス関連情報発信センター」
ホームページに5月21日付で、
井上正康氏の名を出さない形で
『ワクチンに関する「陰謀論」には一切与しません』
という声明を出していますが、その後、
「この件に関し、井上正康氏と意見交換させて
頂きましたが、議論が全く嚙み合わず、
皆さまからご支援いただいた意見広告運動と
当社の信用の為に、再度、井上氏に対する
私の考えをHPに掲載しました。」
ということで、昨日の宣言に
至ったということです。
さらに『井上正康氏の「ディープステート、ペンタゴン、
ビル・ゲイツ氏等」に関わる根拠に欠ける言説の一例』
という記事もありますので、どうぞこちらも
併せてお読みください。
このような事態になったことは非常に残念ですが、
意見広告運動自体の意義と価値を守るために、
必要不可欠な宣言であると私も思います。